寶物送

起業の想い

長年飲食業に携わってきましたが、コロナの影響で在宅勤務や自粛生活が続いている中、経営していた数店舗のレストランが厳しい状況となり、食品の宅配サービスを始めました。

一年以上経っても終息の兆しがなく、蔓延防止のため国際間の人的移動が厳しく制限され、故郷の味が恋しくなった海外にいる台湾人のため、諸外国の輸入規制を調査しながら、食デザイナーとしての私は自宅でも楽しめるような商品の開発を考え始めました。やがて台湾の味を海外に届ける会社である「島物送文化有限公司」が設立されました。「島物送」は、台湾国内において最大のBtoCの食品会社となり、商品に関する様々なデザイン、ブランドマーケティング、ECシステム、物流管理システム等はすべて自社で運営しています。

海外のお客様のところに届いた商品である食材セットに附属しているレシピのQRコードを読み取り、解説動画を見ながら手元の食材を使い、記憶中の味を再現できることは、SNSを通じて予想よりも広まって、沢山のご注文をいただきました。

それをきっかけとし、日本から応援してくださっている方々のため、もっと気楽に購入できるような販売ルートを作ればと考えました。災難時いつも助け合っている日本と台湾の仲だからこそ「台湾特有の食材や味を日本の食文化と融和し、海外に発信してゆく」という想いで、日本で会社を立ち上げようと決めました。

2021年「ルフィ株式会社」が設立されてから、日本の滞在時間が長くなり、東京以外のところに行く機会も増え、日本各地の文化や特産物に触れるきっかけとなりました。心血を注いだ製法やこだわりを守り続けてきた素晴らしいものをより一層世界各国の人々に注目してほしいと願って、苦しいコロナ禍において積み重ねた自分の越境EC事業の経験を活かすことができたら幸せに思います。